20年目の日記
日記をつけ始めて20年目になります。
改めて日記のをつけることの意味を考えてみました。
もともと祖父が日記をつけている所を見て、真似したことがきっかけでした。
ノートとボールペンでシンプルな祖父の日記。
というか、箇条書きで今日のできごとを忘れないためにという感じで。
私もノートとペンを用意して、その日学校であったできごとや自分の感情を書いてみると、意外にもすらすらと行が埋まっていきました。
それまで自分の気持ちを書くということがなく、なんだか本音を吐き出しているようで頭も心もスッキリした気分になったのを覚えています。
はじめは毎日ではなかったと思いますが、だんだんと書かないと気持ち悪くて気がついたらノート一冊が終わり、習慣となっていました。
つけ始めた当時は中学生で、自分の中で学校という社会が全てでした。
クラスや部活でのできごと、友達関係、立ち位置、グループなど。
子どもなりに懸命に社会で生きていました。
色んなことを気にして、周りに合わせて、息苦しさを感じることも。
なかなか自分の本音って言えないものですよね。
それを日記に全て吐き出していました。
嫌だったことも書きますが、日記を書き終える頃には、自分で解決策や気持ちの切り替えをしているんですよね。
全部ノートの中に書いて。自分で会議してるんです。
不思議と前向きな気持ちになれます。
今でも仕事やママ友との関係でモヤモヤすることもあります。
それでも自分の軸や大切にしたいものがはっきりとしている事は、日記に気持ちをコントロールする力があるからだと思っています。
辛い事や思い出したくない事ってたくさんありますよね。
でも、そのままの気持ちのままいても楽にはなれないから、一度だけ向き合ってみるのもいいと思っています。
簡単に解決できないことも、自分が今どう思っているか、どうしたいのかが分かれば、前に進むこともできると思います。
パソコンで書いてみたりもしましたが、やっぱりノートとペンを用意して、ゆっくり自分の気持ちと向きあう時間がいいなと思いました。
お気に入りのノートやペンを用意すると、それだけでも気持ちが明るくなります♪
シールやマステで可愛くしなくて大丈夫、継続が大切ですから。
こんな時代だからこそ自分の気持ちをコントロールして、健康な心でありたいです。